価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

何故本を読むべきなのか

中田は本を読むのが好きな人間です。読書をされない人からしますと何故そこまで本を読むのかの理由は分からないようですが、中田が本を読むべきだと考えている理由のひとつは

「本を読む事で自分の知らない情報やモノの見方に気付く事が多いからです」

人間は自分の考えた通りのものであるという名言がありますが、その人の考えている事や日頃のものの見方がその人間を作るのです。

ただ、普通の日常生活を送りますと習慣といいますか、人間はルーティーンワークに流されがちです。毎日同じ家族と過ごし、同じ職場で、同じような仕事を続ける事は、ある意味楽ではありますが、刺激やインプットの面でもどうしても物足りない面が残ります。

結果持っている情報やモノの考え方は変わらないままで生活していては、変化の激しい現代社会において生活するのが苦しくなってきます。パソコンに例えていいますと、ソフトやOSを更新せずにパソコンを使いづづけていてはメールやExcelによる簡単な表計算程度の機能はずっと続ける事は出来るかもしれませんが、動画再生といった大量のデータを扱う事が苦しくなってくるのと同じです。

読書はソフトの更新やパソコンの買い替えに等しいものではないかと思います。最新の情報や自分の知らない事を知るのはソフトの更新レベルの話でしょうが、中には自分の考え方がそっくり変わる程の影響を受ける本もあります。

中田にとっては、デールカーネギーの「人を動かす」と「道は開ける」がそれに該当する本だと思います。多分その本を読まなければ、このようなブログを書こうとする自信も気力も湧かなかったと思いますので、そうした本が存在した事に感謝するべきなのかもしれません。

勿論テレビやネットでも情報は取り入れる事は出来ますが、それらは玉石混交で発信する人のレベルによってはとんでもないガセネタを平気な顔をして発信している例もありますし、明らかに広告宣伝活動が結び付いていると思わせる例も少なくありません。

その点本はある程度作者の履歴もはっきりしていますし、ネット情報のように匿名性を傘に言いたい事を言う事もありません。またちょっと長めの文章を書いた事がある人なら分かるかとは思いますが、全く知性のない人間に本に相当するレベルの文章を書く事はそうそう出来るものではなく、失礼をなく言えば本を書けること事態が、知識的にはある程度の水準にあると言っても差支えはないかと思います。

ネットの世界で良い情報を見つけるのが難しいのであれば、まずは本の世界でよい情報を拾ってみてはいかがでしょうか。本を読み進め良書に出会う経験が出来たのであれば、それは他の媒体から良い情報を見つける際にもきっと役に立つのではないかと思います。少なくともネットの世界からいきなりよい情報を見つけるよりは普通の人向きではないかと中田は思います。