価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

後輩を飲みに連れていく

先月の話です。帰り際に後輩の一人と一緒に帰ったのですが、帰り道の途中で他の部署と共同でやっているプロジェクトが結構大変である点をこぼしていました。

私は話を聞いていて、ちょっとまずいかなと思いましたのでその後輩に今日は飲みにでも行くかと言ったら、むこうも大丈夫だとの返答でしたのでそのまま会社の駅のそばではあるが、あまり同僚が訪れない飲み屋に向かう事にしました。

飲み屋に着いてから、後輩に先程の他の部署とのプロジェクトの話を聞いたのですが、プロジェクトに関する不満がかなり出てきました。向こうの上司の考えがコロコロ変わる、向こうの部署のスタッフが協力的でないなどで、凡そ30分近く話していました。後輩がこんな話をしはじめた時に中田が心掛けている事がひとつあります

「相手が言いたい事が終わるまで、ひたすら聞き役に徹することです」

先輩としては後輩の考えに対してすぐ意見したくなることもあるのでが、大体の場合自分の意見を普段聞いてくれる人がいないから不満を持つものですので、ガス抜きではありませんが、腹に溜まっている事は言葉にさせた方がいいのです。

しばらくしますと、後輩も少し冷静さを取り戻してきます。向こうには向こうの立場もありますから仕方ないですよねとかを口に出してきましたので、こちらの方も先程の話を聞いてこうしたらいいのじゃないかと言うアドバイスを二つ三つ口にしたところ、一応は納得して聞いてくれたように思います。

その後は仕事の話は抜きにして、趣味の話等をしてほどなく解散にしました。御代は先輩である私が払い、後輩からは今日は時間をいだだきありがとうございましたとの御礼を言われ別れたのです。

これが中田が後輩と飲む時に流儀としているやり方です。人によって異論はあるかもしれませんが、後輩と一対一で飲む時は後輩に言いたい事を言わせて、先輩風を吹かさない事にしています。くだらない自分の自慢話を中心に話すよりかは、その後の後輩の自分に対する姿勢は確実に変わってきますので、仕事の生産性をあげる上では良い方法ではないかと個人的に思っています。